ビジネスマンが仕事の中で求める「目的」とは何でしょうか。自分自身の成功や成長もそうでしょうし、企業理念の実現もその一つでしょう。仕事の上で何が大事かを明らかにするために、目的を再確認することが必要となります。
会社への貢献の仕方は色々あるわけですが。第一義的にはもちろん「利益への貢献」であり、もう一つ大事なことは「企業理念の実現にむけての行動」ということです。
若手社員の多くは、「企業理念」などというと、遠い存在でピンと来ないために、意識することができにくいものかもしれないのですが、若手社員の皆さんが大いなる勘違いをしていることに気がついてほしいと思っています。
ビジネスマンの皆さんが、いったい何に対して報酬をもらえていると思うのか?という質問に皆さんならどう答えますか?
「業績を上げる」そうです。正解!
でもそれじゃあ、正解は半分なんですよね。じゃあ他には?
「理念の実現に貢献する」そうです。正解!
私たちビジネスマン(社長と言えども)は、業績に貢献して会社を存続させること、そして理念の実現に貢献して会社の存在意義を最大にすること、そのことで報酬を得ていると考えなくてはいけません。
≪第一段階≫所属している会社の企業理念を、まずは諳んじてきちんと言えること。
≪第二段階≫企業理念が、自分の所属している部門でいえば、具体的にはどういうことなのかを理解している。
≪第三段階≫企業理念を実現するための行動規範を理解しており、実践の努力をしている。
そういう段階を経て、究極の目的である企業理念の実現のために、何をするべきかを理解し、行動できていることが絶対的に必要なのです。
株式会社マングローブ
今野 誠一
毎日ブログ更新中
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今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長
組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。