あなたのいまやっているその努力や精進は、将来に「グラン・ジュテ」(大きな跳躍)を呼び起こすのだろうか? 世の中には、努力が結果として報われる人もいればそうでない人もいる。「報われる人生」のためには何が重要なのか。
大切な私たちの時間と労力である。くれぐれも、やることに意味を与えず(つまり、いたしかたなくそれをやり)、しかも結果が何も出なかったというような「最悪の努力」は避けなければならない。
結局、自分のキャリア・人生を「努力が報われる」ものにしていくための根本は、やっていることに意味を与えること、あるいは、やっていることを意味あるようにつくり変えていくこと、に行きつく。
意味を感じていれば、まず、プロセスとして報われる。そして、努力の継続もできる。自分の感じている意味が、ほかの人も感じられるような意味であれば、彼らからの共感や応援も加わる。そうこうしているうちに、自他供の努力の質と量が臨界点を超え、グラン・ジュテはいやおうなしにやってくる!(くるものと信じたい)。
神様は同情的でも非情的でもないが、意地悪ではないのだから。いや因果に透徹な神様であればこそ、しっかりとした因をつくれば(神様を動かすことができ)、必ずグラン・ジュテは起こせる!---そう構えたい。
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2009.10.27
2008.09.26
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表
人財教育コンサルタント・概念工作家。 『プロフェッショナルシップ研修』(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)はじめ「コンセプチュアル思考研修」、管理職研修、キャリア開発研修などのジャンルで企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。