「○○課長、ご相談したいことがあるんですが・・・・・・」 「えっ、なんだって?!」 「○○課長、電話です。」 「おー!」といつも声の大きい同僚に先を越されてしまい、○○課長はその後長い電話で結局その日は相談できず・・・・・・なんてことありませんか。
声で勝ち負けなんてと思うかもしれませんが、
実際に絶えず忙しくザワザワした社内で自分の声で思惑が通ることも
通らないこともあるでしょう。
特に声が大きい人の集まる営業部署だと、
声が小さく覇気がないと、周囲の同僚にどんどん先を越され、
最後まで課長の時間の空くのを待ったあげく、
課長は部長に飲みに誘われ、帰ってしまったというテレビドラマのような場面も実際あるのかもしれません。
営業職対象のパーソナルデザイン研修を行っていて感じることは、顔の造作が活発でダイナミックで存在感があるはずなのに、内面からでてくるエネルギーやパワーのない人が多いこと。
それはすべて日々使っている声が原因となっているケースが多いのです。
ほとんどの人が小さい覇気のない声で口もほとんど開けず話しています。
腹式発声以前の問題で、話す気力がないようにも感じるのです。
営業担当部長にその方の名前をあげてお伝えすると
まさに仕事の成果もでていないことが多いのです。
この場合、上司からは「お前やる気があるのか」とか、
「マメにお客様のところに足を運べ」とか、
「戦略を考えろ」などと叱咤激励を飛ばされることになります。
しかし、内面を変えるとか、数を打てば当たるという問題よりも
声を変えることの方がよほど即効性があるのです。
今日、安倍さんの記者会見がありました。
元々、覇気のないお声でしたが、今日は特にそうでした。
本来のお声は穏やかで落ち着いていていいのですが、やはりパワーを感じない。
迫力のある麻生さんや、穏やかですが針の穴に糸を通すような鋭敏な福田さんの声にはかないません。
潜在意識に届く声で書いてきましたが、
声は人との間に勝ち負けを決めるとてもとても動物的な
私達がもっている表現ツールです。
声を徹底的に鍛えることは、健康にもつながり、
イメージ力もたかまり、人の気持ちを掴む感性にも影響を及ぼすのです。
私は2年前までスポーツクラブに年間高い費用を費やしてましたが、
ボイストレーニングを覚えてからはまったくただです。
毎朝20分のトレーニングで、肩こりもなくなり、声もよくなり、
顔もすっきり!!!
9月21日発売の私の新著書「声で勝つ!CD付き」でトレーニングに挑戦してみてくださいね!!!
手前みそでごめんなさい。
でも本当に安上がりなんですから・・・・・・。
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2007.11.16
2007.12.04
株式会社パーソナルデザイン 代表取締役
「自分らしさをデザインする。」をコンセプトに、独自のパーソナルアイデンティティ分析を基に業界・業種・役職に合った「自分らしさ」をスタイリスト、ヘアデザイナー、ボイストレーナー、演出家ほか各種スペシャリストとともに演出をサポートしています。ビジネスパーソンのためのパーソナルプロデューサー、が肩書きです。