最近、やたら 「気」 が、気になってます。(^o^) ここでいう「気」というのは、 古来中国などで言われてきた「気」のことです。 「気」について、私なりのシンプルな定義をすると、 「五感を超えたところで行なわれるコミュニケーション」 です。
すべての物体、とりわけ「生命体」は、
植物であれ動物であれ、すべてが「気」によってつながることが
できます。つまりなんらかの情報をやりとりできます。
ただ、私は、上記のことを別に「スピリチュアル的」に
語りたいわけではありません。
まだ科学的に解明されていないけれども、
現実には確実に「気」は存在していると思います。
たとえば、米国の原子力潜水艦は、子ウサギを飼っています。
そして、無線が届かない深海で潜水艦に非常事態が起きたとき、
子ウサギの首をはねることになっている。
すると、米国本土にいる「親ウサギ」が大騒ぎをする。
こうして、潜水艦の危機を伝えるのです。
また、昔、声の届かない山奥に仕事に行った子供に
「客人」の到来を知らせ、家に戻ってきてもらうために、
母親は自分の指を強く噛んだ。
すると、子供も、親が噛んだ指に異変を感じた。
そして、家に帰ってきた。
以上は、作家・僧侶の玄侑宗久氏から聞いた話です。
どの程度の信頼性のある話なのか、私は裏を取ってなくて
すいませんが、「気」存在を感じさせますよね。
また、これは「ナショナルジオグラフィック」に
掲載されていた記事ですが、中南米に生息する
「アカメアカガエル」
の「驚くべき護身術」というのがあります。
「アカメアカガエル」は、文字通り目が赤く、
緑色のボディとのコントラストが大変に美しいキュートな
カエル。
そして、アカメアカガエルが生む卵は、
昔、皆さんも田んぼなどで見たことがあると思いますが、
プチプチのような半透明の膜に覆われた卵がたくさん
つながった形です。
この卵は、ハチやヘビの格好のエサになるのですが、
こうした捕食者がやってくると、卵の中のおたまじゃくしは
自らの成長を速め、急いで孵化して逃げ出すのだそうです。
おそらく、捕食者が卵を食べようとする時の揺れを感じて、
孵化を速めるといった行動を取るわけです。
不思議なのは、天敵ではなく、風や雨などの自然現象が
起こす揺れでは決して同じ行動はしないのだそうです。
つまり、単に風で揺れているだけなのか、天敵がやってきて
危険が迫っている状況なのかを卵の段階で区別できてしまう。
しかも、天敵のタイプによって、卵の取る行動が変わるのです。
びっくりですよね。
このカエルの卵の護身術は、
遺伝子にあらかじめ埋め込まれた本能的行動なのでしょうけど、
「俺はハチだ、おまえらを食べちゃうぞ!」
「俺はヘビだ、おまえら、うまそうだなあ!」
といった「気」を卵が感じているんじゃないでしょうか。
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2007.04.23
2007.07.03
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。