自分を超えていくところに新しい自分と出合う

2009.11.30

組織・人材

自分を超えていくところに新しい自分と出合う

村山 昇
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

【京都発】二人の陶芸家、河井寛次郎と近藤悠三の言葉から平成ビジネスパーソンへのメッセージを抽出する

修練や経験を重ねていって、
知識的・技巧的に優れたものをアウトプットできるようになることは
ビジネスパーソンにとっても重要な成長ですが、
しかし、その段階で満足して留まってはいけない。
仕事にはその先がまだまだある。
個々のビジネスパーソンにとって“その先”とは、どんなものなのか?
それを考え、挑戦する意志を持てば、
仕事をまっとうするという空間には無限の広がりが出てくる。
そうなるとまさに、ヒポクラテスの言った
「人生は短く、技芸の道は長い」に通じてきます。

私は企業への研修の中でも、一人一人の受講者に対し、
芸術家、あるいは芸術家という生き方を
もっとロールモデルとして取り込むべきだと言っています。

芸術家は、厳しく自分を超えていくところに、つかみたい表現と出合う。
あるいは、厳しく自分を超えていくところに、新しい自分と出合う。
その働き様・生き様こそ、サラリーパーソンの模範とすべき姿だと思うからです。

そのためには、まず、組織・仕事に使われる身ではなく、
みずからの働く大目的をこしらえて、その下で、
組織・仕事を使う身にならなければならないのですが。。。
(そういった話は追い追い)

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

村山 昇

キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

人財教育コンサルタント・概念工作家。 『プロフェッショナルシップ研修』(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)はじめ「コンセプチュアル思考研修」、管理職研修、キャリア開発研修などのジャンルで企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。

フォロー フォローして村山 昇の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。