鳩山首相の勝負ネクタイは「ゴールド」。これまで定番だった「赤」はありません。でも、ゴールドのネクタイは鳩山首相の人気に一役買っているようです。今回は、ネクタイの色について考えてみます。
皆様こんにちは。
カラーコンサルタント・イメージコンサルタントRosaの山田美帆です。
新内閣が発足してから、
鳩山由紀夫首相が勝負ネクタイとして身につけている「ゴールド」のネクタイ。
百貨店では問い合わせが殺到し、
売り場にはコーナーまでできた百貨店があるとか!?
なんでも「金メダル」をイメージして、
幸夫人が選んでいるらしいのです。
今までは、「勝負ネクタイ」として、定番だったのは「赤」。
アメリカの歴代の大統領も「ここぞという場面」に
赤いネクタイを締めてきました。
オバマ大統領にもそれは受け継がれていますね。
「赤」は自信をイメージさせる色。
くじけそうになった時でも、
諦めないで前に進もうと思った時に助けてくれる色です。
しかも、自己をアピールするにはもっとも適した色で、
やる気を見せたい時には効果的です。
それでは「ゴールド」はどのような印象を与える色なのでしょう?
よくゴールドは「色」ではないと考える人もいます。
それはすべての色は色の三原色(マジェンタ、シアン、イエロー)を
混ぜ合わせて作ることができますが、
ゴールドやシルバーはこれではつくれないからです。
だからそのような色に惹かれる人は、
特別な感性の持ち主と言えます。
ゴールドは自ら輝いている色で、エネルギーを放出する力を持ってます。
はっきりした目的、そして自己をしっかり持っている人が、
この色に共感するようです。
そして強く、男性的なエネルギーを持っています。
だから「赤」と同じく、エネルギーの強さを表す色なのです。
ただ、幸夫人が選んでいるようなので、
そこまで強く男性的なエネルギーを持っているのは
夫人のほうかもしれませんが(笑)
しかもゴールドは黄色の仲間であり、
黄色の「明るさ」や「解放感」も持っているのです。
だから赤よりも親しい印象を与えます。
また、この「100年に一度の不況」の中、
人々は一筋の明かりを求めています。
ゴールドは光の色なので、まさにその背景にふさわしい色なのです。
そういう風に考えると、
鳩山首相が身につけているゴールドのネクタイは
今の時代にぴったり合っていて、
人気が出るのも頷けます。
ところで、ネクタイは体の真ん中にぶら下がっているため、
ファッションの中で印象が強く出るところ。
思いのほか、相手に与える印象はネクタイで決まるものです。
だから「自分が人にどんな印象を与えたいか」
「人からどんなふうに見られたいか」ということを考えれば、
どんなネクタイを選べばよいかわかるでしょう。
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カラーコンサルタントRosa 代表
Ciao!カラーコンサルタントRosa代表の山田美帆です。 INSIGHTNOWのリニューアルに伴い、3年ぶりに戻ってまいりました! これからもINSIGHTNOWの「色物」として頑張ります(笑) こちらでは、カラーマーケティングをはじめとして、女性マーケティング・ビジネスマナーについてお話したいと思います。 また、美容やアンチエイジングについても書いていくつもりです。 どうぞよろしくお願いいたします♪