大学生時代に何をしておけばよいか?という質問にお答えしました。大学生のうちに学びの考え方を変えておかないと、社会人としては活躍できないでしょう。「学生のような社会人」になってしまわないように、すべきことは何でしょうか?
もちろんそんな角度は厳密に意識していません。
その道でその角の角度を調べる必要はないでしょうが、感覚として身に付いています。
これは単純な例ではありますが、
学問は、知識そのものを記憶することが目的ではなく、記憶するための過程の体験が目的
ということができます。
勉強には限界があるということを理解する
学生の皆さんはすでに小さいころからたくさんの勉強をして多くの知識を習得しています。
いい大学に入学しとてもたくさんの専門知識を学んでいることでしょう。
今からはもう、「それらの知識がどう活かせるのか」をいろいろ試す時期です。
知識をそのまま活かせることはほとんどないでしょうが、これまでの経験と知識を織り交ぜることでいろいろなことが可能になります。
そして、いろいろな方々の考え方や知識を取り入れて、共同で答えを出していくという方法を見つけることもできるでしょう。
それでも答えや正解は簡単に出ません。
だからこそ、いろいろな方法を試してあらゆる可能性にチャレンジしていくことがとても大切なのです。
社会は、勉強のように講義があり座っているだけで情報が降ってくるものではありません。
問題が出されて答えるわけでもありません。
社会人は、問題すらも見つけなければなりませんし、情報は自ら取りに行かなければなりません。
チャレンジと失敗の数が、新しい経験と知識活用の技術を生み出すことになることのでしょう。
社会を勉強することはできません。
体験で身につけていくしかないのです。
いろいろ考えて動かないより、動いて失敗するほうが学びになります。
プチ失敗はできるうちにいっぱいしておいたほうがいいのです。
社会に出てからではじゃあまり失敗は許されなくなってしまいますので。
僕はそうした社会人のチャレンジの場としてコモンビート という活動を行っています。
まずは、チャレンジ!ですね。
(補足)大学生のような社会人
この問題は大学生に限った話ではありません。
勉強で何とかしようと思っている社会人の方が多くいます。
知識を身につけたところで使わなければ宝の持ち腐れです。
いろいろなスキルセミナーや心理セミナー、MBAなどのビジネススクールなどに通う人も増えています。
しかし、知識で頭でっかちになっている人も多いのが現状です。
言葉はすばらしいのに、自らの意見が何もなかったり、行動が全く伴っていないことが大変多くあります。
社会に出る前からできるだけ多くの体験を通じ、知識を活用できるような場に飛び込んでみるのが良いでしょう。
そうすれば、きっと道は開けるはずです。
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