「スポーツの秋」ということで運動を始めてダイエットしているにも関わらず、「食欲の秋」ということで食べ物が美味しすぎて太ってしまった・・・なんて方のために(!?)、実践的なダイエットのヒントを幾つかご紹介させて頂きます!
ダイエット期間中は摂取エネルギー量を減らす必要性がある訳ですが、ただ単に食事量を減らせばよいという訳ではありません。
より効果的なダイエットを行なうためには、栄養素のバランス(PFCバランス)を考慮しながら総摂取エネルギー量(= 食事量)を減らす必要性があるのといえるのです。
近年、食生活の欧米化にともない、脂質を摂取する量が増加し、一方でタンパク質の摂取量が減少する傾向にあるといわれています。このような栄養素バランスのまま、単に摂取エネルギー量を減らしても、脂質を過剰に摂取する傾向が強く相対的に余剰エネルギー量が増えてしまうことにもなりかねません。
また、ダイエット期間中は絶対的に摂取エネルギー量が減ることになり、筋肉を分解する反応(異化反応)が起きやすいため、身体を構成する栄養素であるタンパク質摂取量が減少してしまうと除脂肪体重の減少を引き起こしやすくなります。
従って、ダイエット期間中は特にタンパク質摂取量を多くする必要があるといえます。
現在、様々なダイエット方法で推奨されているタンパク質摂取量の目安は、概ね総摂取エネルギー量の25%~30%程度ですが、食事のコントロールと共にしっかりとトレーニング(運動)を行なう場合には、タンパク質摂取量を総摂取エネルギー量の30%に設定することを推奨します。
この続きは、また次回に・・・
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