実践的!「ダイエットのヒント~その2~」

2009.10.18

ライフ・ソーシャル

実践的!「ダイエットのヒント~その2~」

野口 克彦

「スポーツの秋」ということで運動を始めてダイエットしているにも関わらず、「食欲の秋」ということで食べ物が美味しすぎて太ってしまった・・・なんて方々に(!?)、実践的なダイエットのヒントをご紹介する第2弾!

前回お伝えした「ダイエットのヒント」は参考になりましたか!?
今回も前回に引き続き「ダイエットのヒント」を紹介させて頂きます!

ダイエットのヒントその3:タンパク質は満腹感の得られやすい栄養素の一つ
古くからタンパク質は満腹感の得られやすい栄養素の一つであるとされているのですが、そのメカニズムについては詳細に明らかにされていません。

しかしながら近年、そのメカニズムが徐々に解明されつつあるようです。

まず、赤身魚のタンパク質などに比較的多く含まれるヒスチジンから変化したと考えられるヒスタミンが、脳の視床下部にあるヒスタミンニューロンを刺激し満腹感を引き起こし、過食を防ぐことが明らかにされました。
また、卵白に含まれるタンパク質の一種であるオブムコイドには、タンパク質分解酵素であり満腹感を引き起こす作用のあるトリプシンの分泌を促進するコレシストキニンというホルモンの血中濃度を高める作用があることが明らかにされています。

いずれにしても、これらの理由から空腹感を避けるためには、タンパク質を積極的に摂取することが望ましいといえるでしょう。

ダイエットのヒントその4:積極的な水分摂取を
人間の身体の約60~65%は水分であり、その約40%は細胞内液、約15%は細胞外液、残りは血漿として血液内に存在しています。

通常、体内の水分は1日あたり約1.5リットル~2.0リットル(尿で800~1000ml、糞便で約100ml、不感蒸泄 = 感じない程度の発汗で約600ml~1000ml)排泄されるますので、一般的には、1日に約1.5リットル~2.0リットルの水分摂取が必要であるといわれています。

しかしながら、水分排泄量等は個々に異なる可能性があるため一概に2.0リットルの水分補給が全ての人について適切である訳ではないといえるでしょう。
また、ダイエット期間中は食事のコントロールに伴い食事から摂取する水分量が減るため、それを別の形で補う必要性があります。そして、さらに運動を行なうと体温調節のための発汗によってさらに水分が排泄されることになるので、積極的な水分摂取がより重要となります。

さらに、水分摂取には空腹感を抑えることや、肝臓での脂質代謝を促す作用もあることから、ダイエット期間中における積極的な水分摂取は目標を達成するための重要な要素の一つになるといえるでしょう!

ということで、この続きはまた次回に・・・

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