ダイエットに空腹感はつきもの。。。そう考えている人が多いと思いますが、空腹感を感じてたらダイエットは長続きしませんよね!?
その研究では、658人の健康な成人男女(平均年齢50歳、平均BMI33.6)を対象に、被検者を3群に分け6カ月間の介入試験(1群に1回のカウンセリングを実施、残り2群には18回のカウンセリングを実施し、運動量を増やして摂取エネルギーを減らすことを勧めるか、それに加えて果物や野菜、低脂肪乳製品を摂取する高血圧症予防食事法(DASH)を行うことを勧めた)を行なったところ・・・
3群とも体重の減少がみられたそうですが、エネルギー密度の低減と体重減少との関係を分析した結果・・・
エネルギー密度が低減するほど体重も大きく減少することが明らかにされたとのことです。
この報告によってエネルギー密度の低い食品を摂取することでより効率的に体重が減少することが明らかにされたという訳です。
■満腹感を得ながら摂取カロリーを抑えるためのポイント
前述の通り、満腹感を得ながら摂取カロリーを抑える食事方法の基本は、エネルギー密度の低い食品を中心とした食事を心がけるということになりますが、それ以外にも幾つかのポイントがあります。
まず、同じカロリーならば炭水化物や脂肪に比べ、タンパク質のほうが満腹感を得られやすいという研究結果が数多くあります。
また、食物繊維も満腹感を高めることが明らかにされています。
これらのことから、食物線維を含む食品や高たんぱく質の食品を摂取することも満腹感を得ながら摂取カロリーを抑える食事のポイントになるといえるでしょう!
以上の点を踏まえ、以下にダイエットに効果的な食事方法のポイントを列挙しておきます!!
1)水分含有量の多い果物、野菜、スープの摂取量を増やしましょう!
①主菜として生野菜(サラダ)を摂取し、野菜中心の副菜(炒め物、煮物、スープなど)を摂取するように心がけましょう。
②間食として、果物を摂取しましょう。
③高食物繊維の野菜(ごぼう等)をなるべく多く摂取しましょう。
④朝食には高食物繊維を含むシリアルなどを摂取すると良いでしょう。
2)脂肪分の摂取量を減らしましょう!
①高脂肪食品を低脂肪のものに替えましょう。例えば牛乳→低脂肪乳
②バター、マーガリンを摂り過ぎないようにしましょう。
③揚げ物や、ポテトチップ等の摂取量を減らしましょう。
3)飲み物の選択を工夫しましょう!
①日常生活で摂取する飲料は極力ミネラルウォーターにしましょう。
②野菜ジュースや牛乳(低脂肪乳)をベースにした飲料(無糖のカフェオレ、ミルクティー等)を摂取し満腹感を高めましょう。
③1日に約2~3リットル程度の水(ミネラルウォーター)を摂取するように心がけましょう。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2016.02.18
2016.03.20