夏休みといえば旅行です。旅行といえば、旅行会社の旗の下、カメラぶら下げて観光地をウロウロする団体旅行こそ日本の文化ではないでしょうか?しかし昭和の終わりとともに、パッケージツアーはすたれて行ったのでしょう。そんなすたれた廃墟ツアーのつもりで行ってみたところ、意外な発見がありましたのでレポートします。
さて黒部でも時間があったので、いよいよそば欲を満たす時間が来ました。
山菜キノコそば¥700をついに食べました。味は念願だけあって・・・・・・・・フツーでした。本当に。
今回私のようなズボラも、老両親も歩ける程度の道のりではありますが、それでも普段の生活では歩かない山道。ビールが飲みたかったのですが、酒に弱い私が酔っぱらうと、さすがに歩けなくなるのでは、という恐れを感じ、一切飲みませんでした。しかしここから先は全部バス。
んじゃいーや、と黒部地ビールでカンパイ。これも普通においしくいただきました。あとは特急で新宿に着くだけ。私は電車に乗り込んで、仕事の書類を開いた瞬間ホイス・グレイシーのチョークスリーパーを食らったように爆睡。気付いたら新宿に帰っていました。
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テレビゲームのクリエイターは、人間の集中力や反射力の限界を見切ってゲームの難度を決めていると聞いたことがあります。今回の団体様国内ツアーは、正にそんな感じ。限界の2歩手前で収まるようなプログラム。ヘタレ・ビリーズブートキャンプです。
いろいろ書きましたが、内容的には非常に良いものだったと言えるでしょう。飽きたとかは私のヒトとしてのダメさに過ぎません。
各ポイントも1時間程度にまとめ、また歩く距離と乗り物のバランスも、恐らく長年の経験から、絶妙なタイミングを図っているのです。
特に!家族のケアとかめんどくせーや等と思ってるダメ父さん!自分は何もせず、荷物さえ持ってりゃ文句も言われない、パッケージツアー。かなり楽出来ますぞ!!
今回主催旅行代理店からスポンサード受けてないので匿名にしてますが、マーケティングドライブとして、「お父さん楽々ツアー」というプロダクトベネフィットがうまくコミュニケート出来たら、これはけっこういける商品になるのでは、と最後は例によって薄汚いビジネス計算が働いてしまいました、とさ。
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2015.07.17
2009.10.31
株式会社RMロンドンパートナーズ 東北大学特任教授/人事コンサルタント
芸能人から政治家まで、話題の謝罪会見のたびにテレビや新聞で、謝罪の専門家と呼ばれコメントしていますが、実はコミュニケーション専門家であり、人と組織の課題に取組むコンサルタントで大学教授です。 謝罪に限らず、企業や団体組織のあらゆる危機管理や危機対応コミュニケーションについて語っていきます。特に最近はハラスメント研修や講演で、民間企業だけでなく巨大官公庁などまで、幅広く呼ばれています。 大学や企業でコミュニケーション、キャリアに関する講演や個人カウンセリングも行っています。