マーケティングの基本から今日のバイオ燃料の問題を考えてみた。適正な生産もなされているであろうが本来の価値をスポイルする”便乗”を看過することはできない。
温暖化対策はもはや一刻を争う故、普及のしやすさが求められるのは事実。
しかし、人は易きに流れるもの。
その生成が容易で分かるとなると、本来の意味を無視して私欲に走る輩が現れる。
代替品としては即効性が求められるのかもしれないが、その生産の過程、由来を厳重に監視して、ニーズを無視した便乗は戒めなければならない。
また、普及のしやすさという面にのみ捕らわれず、便乗の温床を許さないためにも、一層のイノベーションが促進されることを切に望む。
既に実用されているハイブリッドの一層の普及や、もうすぐ実用化されるであろう燃料電池などへの期待が、無惨な熱帯雨林の姿を見ると大きく高まる。
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2007.09.02
2007.12.10
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。