先日亡くなった忌野清志郎氏が「楽しくて、つらくて、かっこいい。憂うつで陽気で踊り出したくなるようなリズム」と語った自転車。街を走る自転車を見ていて、それぞれに特徴があることに気付いた筆者は、自転車乗りを4類型に分けて分析してみた。[郷好文,Business Media 誠]
「彼らのサドルを高く上げよ」
低成長社会を憂うつに思う若い世代の増加が問題。ゆるい日本の象徴、ローライダーは1台5000円台の輸入自転車とともに増えてきた。サドルと荷台が同じ高さなので、恋人と2人乗りでもぴったり。ローな関係が長続きする。支出もローなのでマーケティング・ターゲットとしてもローランクだ。
それじゃダメなのだ。彼らがローのままでは日本の成長はない。ハンドル・サドル・ペダルの位置を本来の位置にすれば、自転車は陽気なブルースになる。それを伝えるのが大人の役割だ。忌野氏いわく「底抜けに明るく目的地まで運んでくれるぜ」、それが自転車ブルースなのだ。
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クリエイター作品販売:「utte(うって)」
ギャラリー&スペース:「アートマルシェ神田」
著書:『ナレッジ・ダイナミクス』(工業調査会)、『21世紀の医療経営』(薬事日報社)、『顧客視点の成長シナリオ』(ファーストプレス)
印刷業界誌:『プリバリ[印]』
ブログ:「マーケティング・ブレイン」
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