仕事帰りについつい毎日立ち寄ってしまうコンビニ。そこではいつも新しい発見がある。そう、コンビニは発見するための視点を持っていれば、とっても面白い所なのだ。
さて、せっかく、そこまで考えたなら、その商品を実際に買って試してみるといい。
自分の好みでない商品を買うことに抵抗があるかも知れないが、なに、せいぜい200円もしないのだ。いつもとちょっと違う冒険をしてみればいい。
試してみてどうだっただろうか。自分が考えたターゲットになりきって、もう一度検証してみよう。
Who・When・Where・How・・・
その商品は、どんな人が、どんな時・どんな気分で、どこで、どんなふうに使うと、どんないいこと(Benefit)があるのか。
ターゲットになりきって飲んでみて、どういいのか明確になっただろうか。いいと思ったならヒット商品になるかも知れない。もし、いいと思わなければ、自分が考えたターゲット像が間違っているか、その商品がダメな商品なのかも知れない。
試した商品のことはしばらく覚えておこう。そして、その後の売れ行きをチェックするのだ。棚のフェイスは増えているか。目につきやすい所に移動していないか。もしくは棚から消えてしまうかも知れない。
もし、コンビニの店主と知り合いになれたら、さらに楽しい。自分が考えたターゲットが合っているのか。売れ行き予想は合っているのか。「これ、売れてる?どんな人が買っていってる?」聞いてみるといい。
決まりきった毎日に、決まったように同じ商品を買うのではなく、あれこれ考えて、自分では買いそうもない商品を試してみる。マーケティング的に。コンビニは、いろいろな視点でモノを見て、考えれば、思わぬ発見がある場所なのだ。
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2015.07.17
2009.10.31
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。