日常的なビジネスシーンのひとつ、名刺交換。毎日必ずされている方も多いはず。どっちが先に名乗るか、複数同士の場合は誰が先なのか、悩ましい場面はありませんか。間違えてしまうと、その後の商談の足枷になるかも…!?
そもそも、私の日常には最近こういう場面が多くあります。
初対面の方が、弊社に訪問された時の名刺交換時、
お待たせ後、私がミーティングブースに入ると、
先様は、手に名刺を用意し速やかに席を立ち、挨拶の態勢。
「お待たせしました。グロウスカンパニー+の山岡と申します」
と名乗りながら、名刺を差し出す私、
それに続いて、先様も挨拶・名乗りとともに名刺を差し出す。
つまり、来社側が訪問側よりも、先に名乗っているという状況です。
もちろん、これはNGですよね。
よほど私が威圧的なのか?私からのアクションありきで、名刺を差し出す訪問者が多いものです。
ここで、名刺交換・名乗る順序の「法則」を確認してみます。
「立場の高い人が先に情報を知る権利がある」という法則です。
ということは、立場の低い方が先に名乗って、
立場の高い人に、自分がどこのだれかという情報提供をするということです。
立場が高い:低いとは、例えば
来社側:訪問側 なら、来社側
被依頼人:依頼人 なら、被依頼人 など
では、次の場合は?
訪問側A社 課長・担当者の2名
来社側B社 課長・担当者の2名
(全員が初対面の場合)
正解は
①A社課長→B社課長
②A社課長→B社担当者
③A社担当者→B社課長
④A社担当者→B社担当者
B社課長・担当者は、名刺を受けた際に、
名乗り同時交換をします。
私も20数年前、名刺交換の順序が混乱してしまい、
その後のプレゼンの冒頭の言葉が真っ白になってしまい、
いきなり本題に入り、同席していた上司に苦笑されたことがあります。
そうならないために、名刺交換・名乗る順序の「法則」を実践し続けています。
もし、先に名乗るべき時に後手に回ったら、
「申し遅れました」と必ず一言添えるようにしています。
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