いよいよ、この「ジョブスに挑戦」シリーズも最終回となります。 これまで、書き綴ってきたことに加えて、プレゼン全体にわたって留意するポイントを整理してみますね。
しかし、最近では、「ポインタ付きリモコン」がありますよね。
PCの操作を離れた場所からできるので、会場を動き回ることができます。
会場によっては、これを活用することも有効です。
「マイクか?、肉声か?」
私は、可能な限り肉声でお話するようにしています。
やはり、生の声で語りかけることの効果があるように思うんです。
しかし、会場の大きさからどうしてもマイクが必要な場合もありますよね。
その際、マイクの使い方もちょっと気をつけましょう。
マイクをあまりクチに近づけすぎると、
出す声を小さめにコントロールしがちで、滑舌が悪くなりやすいんです。
少し話して、やはり大きな声で語ると良いと思います。
(4)姿勢と身だしなみ
「Action編」でノンバーバルコミュニケーションについて触れましたが、
やはり、「見た目」の影響力は大きいですよね。
背中を丸めて、くら~い表情で、ボソボソ喋る、、、
これでは、相手にメッセージは伝わりませんよね。
ポイントは、背筋を伸ばすだけです。
ただ、逆に反り返ってしまってもよくないので、
上から見えない糸で、吊られている感覚です。
また、身だしなみにも気をつけましょうね。
アメリカの歴代大統領にはスタイリストがついていると言われます。
演説の際のネクタイの色にも、その時の主張が込められています。
「赤→エネルギー」、「青→信頼」といった印象を与えると言われています。
ジョブスは、カラーより、スタイリングで自己表現をしてるように感じます。
大抵、カジュアルでリラックスした雰囲気の装いです。
そこには、クリエイティブな印象を醸し出しているように思います。
(5)リハーサル
これまで、所々で「緊張するな!」と半分冗談交じりに述べてきましたが、
実は、この緊張がプレゼンの大敵ですね。
リハーサルは、この緊張緩和のために重要な役割を果たします。
ジョブスは、プレゼンの前日は念入りなリハーサルに相当の時間をかけるそうで、
やはり、相応の準備にエネルギーをかけているということですね。
【参考文献1】「感性がビジネスを支配する/木暮桂子・青木かおり」
【参考文献2】「人は見た目が9割/竹内 一郎」
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
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