先日起きた、渋谷の女性専用高級スパ「シエスパ」の爆発事故に よって、温浴施設には、一歩間違うと人命に関わる危険性がある ことがわかって驚きました。 どうやら、上記施設には、運営上最も重視すべき 「安全性」 に対する意識が弱かったようですね。
実はこの温浴施設は、地元の大手温泉宿が建設したものでした。
旅館の場合、宿泊客には部屋があるので、
館内の浴場に休憩スペースを設けてないことが多いですよね。
この発想をそのまま新しい温浴施設の設計に持ち込んで
しまったんじゃないかと思います。
温浴施設の「センターピン」が何かをわかっていなかった
ということでしょう。(私の仮説に基づけばですが)
余談ながら、この施設、「総ヒノキ造り」にこだわり、
長持ちさせるために、建物の空気の通りが良い設計に
なっていました。
このため、入浴されるお客さまには、
多少寒い思いをさせることになります。
この点ご理解お願いします。
などと書いてある。
ところが、洗い場のオケを見ると、
ヒノキに見せかけたプラスチック製です。
「ヒノキにこだわるなら、細部にこだわれよ」
と突っ込みを入れてました。
さて、この温浴施設、
莫大な資金をつぎこんだことは明らかですが、
まだ存在しているのかどうか・・・
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2007.12.26
2008.06.10
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。