先ほどニュース番組を見ていたら、「中小企業への(銀行の)貸し渋り」と題した特集をやっていました。
だからといって、頑張っている人に頑張るな、とも言いませんし、頑張っていない人・部署が正当化されるわけでもありません。これももちろん。
何がいいたいか、といいますと…
◆本当に頑張っている人は「なんでやらないの?」と文句・批判口調になる前に、自分の姿勢で他人に伝えていきます。その人の近くにいる人は自ずと頑張るようになります。
◆人より少しだけ頑張っている人は、「なんでやらないの?」と口に出す前に、自分がもう少し頑張ることで、「やらない人」を動かせるようになった方がいいはずなんです。
行動科学マネジメントですっかりおなじみ、僕もいろいろお世話になっている石田淳さん。教育の世界でもおなじみです。
彼は言います。
「人の行動を促すには2通りしかない。
行動のための動機付けを与えるか、行動の障壁となっているものを取り除くか」
組織の中では得てして「動機付け」にスポットがあてられがちですが…
実際に多いのは「行動の障壁」ではないでしょうか。
だから、「やらない人・部署」を見てイライラするのであれば、その人・部署に動機付けを与えるか、それとも障壁は何かを考えそれを取り除く方法を見出すかー
その方がよほど、(「なんで」を尋ねるより)建設的な解決法へとつながるのではないでしょうか。
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「なんで?」
2008.11.08
2008.11.09