セカンドライフは、独自通貨(L$)とそのビジネスモデルで注目を浴びているが、本当に日本人に受け入れられているのか? 待望の国産メタバースについて記載する。
国産のセカンドライフになるだろうが、以前から似たような試みはあった。ただ、なかなか住人(アカウント)が増えず撤退していった企業もある。それは、メタバースとしてオンラインゲームの世界を超えられないからだと考える。
セカンドライフの大きな特徴は、独自のリンデンドル(Linden Dollar :L$)という通貨が発行されており、現実通貨のUS$と換金が可能であるという点。時価によって上下するが、平均1US$=300L$程度で取引されている。
今回のプレス内容からは、独自通貨のモデルは取り入れられていない。日本では法整備が遅れているため、時期尚早なのかもしれないが、「meet-me」の展開方法によってはオンラインゲーム留まりで終る可能性もあり、逆に爆発的にブレイクする可能性も秘めている。
現在、セカンドライフが過熱するにあたり出店すべきか悩んでいる企業も多いと聞く。
ただ、マーケティング対象としてどう位置づけるか、難しい選択でもある。話題性は高いが、様子見という姿勢がまだ強いのではないか。
私個人的には国産のメタバースを、省庁が中立的な立場で構築し、運用して欲しいと考える。
「美しい国:オンラインジャパン」として・・・
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【備考】
株式会社Nexal
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