プロジェクトの成功に導くためのキーワード。それは「リスク感性」です。
最近、私は、PM研修で、リスク感性を取り上げることが多くなりました。
研修ではPMの仕事を「システム開発に存在するリスクを未然に防ぎながら、メンバーの力をフル活用してクライアントの要求するシステムを構築すること」と捉える。つまり、
① リスクを察知する力
② メンバーを動かす力
③ クライアントと折衝する力
の3つの能力が重要であると説いています。
また、研修の対象となる受講者はPMの下で開発に携わる方々で、プロジェクトの全体像を理解していただいた上で、①と②の能力開発に繋がる構成としています。
これらの前提を踏まえて、研修の目的を、下記2つに絞っています。
●システム開発プロジェクトの全体像を理解し、自分の役割を再考する
●リスクに対する感知能力を向上させる
講習の方式は、システム開発プロジェクトのケースワーク方式としています。
特徴なのは、独自に考案した「リスク感知ツール」を研修に使っている点です。
最近は、大規模なプロジェクト経験が無い方が増えましたので、こんな感じで、プロジェクト進行を疑似体験してもらっています。
では。。。
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