2008.08.27
米国2007年広告費は2兆1200億円、SEMが41%、成果報酬型が51%
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
米国インターネット広告協会が発表した情報によると、2007年のインターネット広告費は、ネット広告全体で212億ドル(約2兆1200億円)。
すべての種別でプラス成長になっていることも特徴だが、リッチメディア(+デジタルビデオ)の伸びが大きいことがわかるだろう。日本でも伸びが期待されるリードジェネレーションサービスの伸びが大きくないことは気になるが、これは、インターネット広告費全体を牽引しているのが消費者向けの広告(全体の55%)だという点が影響しているのだろう。
最後に、支払い形式別の内訳を見てみよう(かっこ内は対前年比)。
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表示回数ベース 45%(118%)
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クリック課金などの成果報酬ベース 51%(136%)
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組み合わせ型 4%(100%)
インターネット広告の役割として、検索広告や案内広告による「刈り取り」が引き続き強いなか、特に動画やインタラクティブな広告によるブランディングにも多く費用が投じられている状態のようだ。
※この記事は、Web担当者Forum(Web担)に掲載した編集部コラムを転載しています。
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安田 英久
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