2008.08.27
米国2007年広告費は2兆1200億円、SEMが41%、成果報酬型が51%
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
米国インターネット広告協会が発表した情報によると、2007年のインターネット広告費は、ネット広告全体で212億ドル(約2兆1200億円)。
米国インターネット広告協会が発表した情報によると、2007年のインターネット広告費は、ネット広告全体で212億ドル(約2兆1200億円)。対前年比126%と好調な伸びを示しました。
広告種別ごとの内訳は以下のとおり。
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検索広告 41%
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ディスプレイ広告 21%
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リッチメディア 8%
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リードジェネレーション 7%
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デジタルビデオ 2%
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電子メール 2%
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協賛 3%
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案内広告/オークション 16%
この種別ごとの内訳は、少し読み方を解説しておいたほうがいいだろう。
・ 「検索広告」には、検索連動型広告、コンテンツ連動型広告のほか、SEO費用や、ペイドインクルージョン(検索エンジンに確実にインデックスしてもらうための費用)が含まれる。
・ 「リッチメディア」とは、動きやインタラクションのあるFlashなどの広告。
・ 「リードジェネレーション」は、見込み客の個人情報を得ることに対する対価を支払う場合で、多くは成果報酬型。
・ 「協賛」は、特別なマイクロコンテンツや協賛ロゴの場合もあり、必ずしも広告として表示されるわけではない。
・ 「案内広告/オークション」は、特定の製品やサービスに関する情報を掲載する類の広告で、求人広告、不動産広告、オークションベース、電話帳などが含まれる。
種別ごとに対前年比を見てみると、次のとおり。
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リッチメディア 143% ※
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(+デジタルビデオ:179% ※)
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検索広告 129%
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協賛 125%
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電子メール 125%
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ディスプレイ広告 120%
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案内広告/オークション 112%
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リードジェネレーション 110%
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※デジタルビデオは2006年のデータではリッチメディアに含まれていた
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安田 英久
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