Amazonが7月23日に発表した4-6月期(同社第2四半期)決算によると、純利益が前年同期比約2倍増となり、市場予想を上回った。 好業績の要因は、いろいろあると思うが・・・Amazonの本当の強みは、Amazonという社名の新解釈にあるのかも・・・。
あの海で獲れているものは何だろう。
あの動物の肉はうまいのか。
隣の部族とは言葉は通じないが、何をやっているのだろう。
物々交換に至る手前の欲求は、
ただ知的欲求を満たすものではなかったかと思うっ。
知的欲求を満たすための「書籍」から始まった事実。
広告なしの「情報の交換」にモノがついてまわること。
配送費等の経済的負担をユーザーに課さず、純粋な取引に徹する戦略。
Amazonのビジネスは、原始の商いの起点に回帰している。
プリミティブであるからこそ、今後も、フリーな市場増殖を予感させる。
インターネットの普及による流通の発展は、
行き着くところ、
言葉の通じない国々の人達と「物々交換」を可能にする。
そうなると、求めるのは、経済合理や儲けだけではなく、
知的欲求や、文化や、憧れとなる。
その時にアマゾンの開かれたマーケットで流通する通貨は、
現在の価値とは違う「独自の通貨」が生まれるかもしれない。
太古の昔、原始の人達が、石で通貨を作ったように・・・。
Amazonの名前の由来は、
「アマゾン川は長さが世界2位の川の倍以上あり、ダントツで世界一」という理由にあると言われているが・・・
未開の地=アマゾンで行われているであろう「原始的商取引」をインターネットを活用して、この現代に再現したくてつけた。そのように解釈した方が、深いぃぃ話になるのではないだろうか。
参考文献=「死と身体」内田樹
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2009.11.07
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2008.07.30
2008.07.17
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。