欧米では1990年代に、国内では2000年以降に企業に普及し始めた 企業内大学(コーポレートユニバーシティ(CU))。 この制度が、今再び注目を浴びている。
実際のビジネスがまさにそのような構造になっているからだ。
面白いもので、日本人は答えが分からない、はっきりしないと、
気持ちわるくなったり、イライラする癖があり、考えることを避けようとするのだ。
しかし、実際のビジネスで「こうすれば、必ずこうなる」という答えがわかるビジネスが
どれだけあるだろうか?
つまり、上記の問に対して、自分の主張を「論理と根拠」で自論を展開できることこそ、ビジネスでとても大切な要素なのである。
このような考え方を、従来の全社員ボトムアップ型教育ではなく、
モチベーションが高い人材を中心とした人材教育制度としてCUが再び注目を浴びているのだ。
つまり、会社の経営戦略とベクトルを合わせ統合的に人材開発を実施する制度が、コーポレートユニバーシティなのだ。
この仕組みは次世代の各階層のリーダー育成においては必要不可欠な教育だ。
人材が人財にならない、リーダーが育たない、新サービスが創造できないなどのお悩みを抱えている企業は、ぜひとも一度コーポレートユニバーシティの制度を検討し、自社に適合した次世代のリーダー開発に本気で取り組んでいいただきたい。
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2010.03.20
2015.12.13
株式会社メンター・クラフト 代表取締役社長
http://www.mentor-craft.co.jp/ http://www.mba-noryoku.com/ 大学卒業後、大手エレクトロニクス商社に勤務。その後、IT業界、映像コンテンツ業界と15年間の営業・企画・マネージャー等の経験を経て、 2007年4月に(株)メンター・クラフト設立。 豪州ボンド大学大学院 MBA(経営学修士) エグゼクティブ・コーチ(JIPCC認定) 日本コーチ協会正会員