オンナゴコロをわし掴みにする雑誌のタイトルコピー達。 想像力を超えたその「マジックコピー」は読者に購買欲を刺激する。 オンナゴコロをつかむヒントは雑誌コピーにアリ!
本日、仕事に煮詰まった私は、いつものように本屋を散策。
煮詰まったときこそ、雑誌コーナーにていろんな世界を覗くのが好きだ。
◎ファッション雑誌。
年齢、好みとともに読む雑誌がかわり「ああ私も○○系に移行か...」と感じるときも。
読んできた雑誌は、クローゼットの歴史になる。
◎コスメ雑誌。
コスメフリークでは無いが、なんと言っても写真が美しい。
化粧品のパッケージを凍らせたり、泡に包んだり...
クリエイティブなその世界観は、感動もの。
その写真のテクや美しさに、何故か購入。(雑誌社の目的とは違っている...)
その他、職業柄、デザイン系、インテリア、料理、と色々回って、巡回は終了。
本日、衝動買いした雑誌は、美容系。
表紙のタイトルコピーにつられて買ってしまった。
あの凄まじい言葉のマジックは、読者の財布を開かせる。
(そして、冷静に読むとかなり面白い事にも気づく。)
個人的に、ユニークと感じた、タイトルコピーをご紹介。
"レディ?カワ vs カッコ★カワ
ブリブラだっておしゃれ!なOLスタイル大発表"
CanCam(キャンキャン)より
さすが王道キラキラ系コピー。(もうCanCam世代では無いが...)
レディな女子もカッコいい女子もVS (対決)しているのに
「カワイイ」という枠には、一緒に納まりたいらしい。
(この雑誌は対決シーンが多い)
ちなみに、プリプラは、
安くてかわいい意味のプリティ・プライスの略。
つまり、安さにもプリティが付くと格がある?
"ドラマな夏服。街モード vs 海モード"
GLAMOROUS(グラマラス)より
とにかく夏はドラマなんです。女子にとって。
街と海がなぜ対決モードなのかは、永遠の謎だが。
この雑誌は、いつもドキドキ感を与える天才です。
"08年上半期「世界美産コスメ 」
選ばれし”美の使者たち!"
VoCE (ボーチェ)より
世界遺産の壮大なイメージが重なり、スケール感もより大きく。
化粧品が使者なんだから
フランシスコ=ザビエルもびっくりである。
コスメの域を超えて、歴史的な瞬間を感じる系コピー。
"「女の鮮度」は、小物に表われる"
STORY(ストーリー)より
きりりと引き締め系コピー。
「すみません、気を抜いていました!」とつい反省させられる。
鮮度は、野菜でも魚でも大切ですね。
女の鮮度を保つには、ハイテク冷蔵庫では無く何が必要なんだろう...
"Desire 欲望が、女を磨く!"
Numero(ヌメロ)より
よくぼう【欲望】
ほしいと思う心。不足を満たそうと強く求める気持ち。
----大辞林 第二版 (三省堂)
手に入らないと思うと燃えるオンナゴコロ。刺激しちゃってますね。
短い言葉から、色々想像させる、艶系コピー。
女性でも女子でもウーマンでも無く「女」である為に...。
(個人的に、レイアウトのデザインが素敵なこの雑誌愛読。)
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