前編からの続きです。 少子化やパラダイム変化によって、かつてに比べ、ぐっと「失敗」「挫折」を経験することが減ってきた若者たち。優しい彼ら彼女らのメンタリティですが、時として「キレる」という牙も持っています。さらにその牙を行使するための場も出来ました。
「夢・やりたいこと」と「人の役に立つ」というキーワードは、深く広く若者たちを駆り立てていきます。つまりは何とか内定を取るまで就活を進めても、こうしたベーシックなメンタリティに変化が無いなら、その先、仮に入社した後であっても、やはり常に「自分探し」を勝手に始めてしまうリスクが存続し続けるのです。
その結果?社会経験のあるビジネスパーソンの皆さんに、逆にお聞きします。仕事で常に輝いてますか?やりがいを感じますか?理不尽な人間関係はありませんか?
はい、私、全部の疑問を常に持ちながら、これまでサラリーマンやって参りました。
こうした流れ、若い世代のメンタリティ変化は5年前、10年前とも大きく変わっています。採用政策だけでなく、人事・組織のあり方にも影響が出てくるでしょう。
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2010.03.20
2015.12.13
株式会社RMロンドンパートナーズ 東北大学特任教授/人事コンサルタント
芸能人から政治家まで、話題の謝罪会見のたびにテレビや新聞で、謝罪の専門家と呼ばれコメントしていますが、実はコミュニケーション専門家であり、人と組織の課題に取組むコンサルタントで大学教授です。 謝罪に限らず、企業や団体組織のあらゆる危機管理や危機対応コミュニケーションについて語っていきます。特に最近はハラスメント研修や講演で、民間企業だけでなく巨大官公庁などまで、幅広く呼ばれています。 大学や企業でコミュニケーション、キャリアに関する講演や個人カウンセリングも行っています。