中谷彰宏氏の「人生道場」、それを語る辻俊成氏の「キャピタリストの視点」。 サラリーマンであっても、給料は降ってくるわけではありません。 会社への収益があって初めて給料は頂戴できます。収益を蝕み、危機に動けないリーダーとはー
◆本投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
尊敬を集められない、ついていきたくないリーダーは、「やるリスク」よりも「やらないリスク」を選びます。そのほうが目立ちにくいからです。
ダイヤモンド・オンラインに連載中の「中谷彰宏の人生道場」から引用しました。
http://diamond.jp/series/nakatani/10029/
そして、こちらのブログを引用して紹介していた辻俊彦氏のブログ「キャピタリストの視点」
http://blogs.itmedia.co.jp/tsuji/2008/06/post-018e.html
において、辻氏はこのような表現を使っています。
サラリーマン根性が染みつくと、決めないリスクに鈍感になります。
判断、そして決断。
判断を怠る人は勉強不足、決断を怠る人は責任転嫁傾向。
間違いありません。
この2つのブログを読んでー
最近、判断も決断もなかなか下されない場面に遭遇し、イラっときた僕の気分が少しスッキリしました。
(感情屋でいけませんね)
サラリーマン生活も10年以上になりましたので、これまで数多の「上司」「先輩」「チームリーダー」といわれる方にお世話になってきました。
話を聞く限り、他の数多ある企業に比べ権限者の強権発動はずっと少なく、Z会は随分と恵まれた企業風土だとも思っています。
しかし完璧でもありません。
やらないリスク、決めないリスク。
自己保身のため(本人はそうは思っていないでしょうが)、これらのリスクを企業内に積み重ねる先輩社員と一緒に仕事をしたこともあります。
※正社員だけで500人程度いる会社ですし、ゆっくりと右肩上がりに成長してきた会社ですので、そういう人がゼロの方が逆に味気ないですけどね(苦笑)。
問題があるからこそ、それを変えようとするヤル気のある社員を見出すキッカケにもなるともいえますし。
どんな企業にも、どの部署が担当する業務か明確ではないものは必ずあると思います。
新しく対処しなければいけない問題が発生した場合は、そんな業務が新しく生まれます。
できないリーダーは、まずそんな業務を引き受けません。
既存の業務だけをこなそうとします。
加えて、既存の業務内の「状況判断」に過ぎない業務改良を、やれ改善した、新しいことをやっている、と声高に叫びます。
結果、本人は「改善しているつもり」(でも心のどこかで手を抜いていることに気づいている場合もあり)、傍から見ると新入社員と同じー
そんな古株リーダーとなってしまいます。
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