リーダー(バンドマスター)曰く、 “俺たちはオヤジバンドじゃないから、 オヤジバンドコンテストなんか出ないぜ!” とは言え、傍目からはどう見ても 「オヤジバンド」 にしか見えないバンドのメンバーとして、 私はエレキベースを担当しております。
「昔のことに再び取り組みたい」
という熱い思いがあるということですが、
市場活性化のための重要なポイントを示しています。
それは、新しい技術によって、
「ハードルを低くしてあげること」
だそうです。
大型バイクは今はマニュアルではなくオートマが主流。
つまり運転しやすくなっています。
このように、そんなに努力しなくても使いこなせる
操作性の高さや、それなりに楽しめる敷居の低さが
重要なのです。
ちなみに、40代以降の人生の後半生における、
人の心理的発達段階は、次の4つの段階に分かれることを
ジーン・コーエン氏(米ジョージワシントン大学の医学者)
が提唱しています。
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1.再評価段階(40代前半から50代後半)
いつかは自分も死ぬという現実に初めて向き合う。
再評価、探求、移行が行動上の特徴で、探究心や危機感に
駆り立てられて計画を立てたり、行動を起こしたりする
傾向がしばしば見られる。
2.解放段階(50代後半~70代前半)
「いまやるしかない」という意識を持つことが多くなる。
これが、新たな「内なる解放」を呼び起こす。
「解放」「実験」「革新」が行動上の特徴で、
自分の要求に従い、自分の思いや個人の自由意識から
計画を立てたり、行動を起こしたりする傾向が
しばしば見られる。
3.まとめ段階(60代後半~80代)
自分の知恵をみんなと共有しようとする傾向が強まる。
「総括」「決意」「貢献」が行動上の特徴であり、
人生を振り返り、総括する中で、人生を意味を見つけたい
という欲求から計画を立てたり、行動を起こしたりすること
がしばしば見られる。
4.アンコール段階(70代後半~人生の最期)
「継続」「回想」「祝福」:が行動上の特徴である。
人生の大きなテーマについてもう一度、語りたい、
主張したいという思いや、そのテーマの変奏曲のように
新たな人生を探求したいという思いから、
計画を立てたり、行動を起こしたりする傾向が見られる。
*以上は『リタイア・モラトリアム』より一部引用。
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これら4段階のうち、「リターン市場」は、
主に最初の2段階、すなわち
「再評価段階」と「解放段階」
にいる人たちがキープレーヤーだと考えられますね。
(参考文献)
『リタイア・モラトリアム』
(村田裕之著、日本経済出版社)
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2009.06.05
2009.07.08
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。