これからの社会で広がっていく格差は、所得格差でも、学歴格差でも、情報格差でもないのかもしれない。 私は最近、もっと根源的な格差が生まれ始めているように感じている。 思考格差である。
「不自由なのに、不自由を感じない」という未来
ここが最も怖い。
強制されているなら、人は抵抗できる。
命令されているなら、反発できる。
しかし、
便利だから使う。
快適だから任せる。
面倒だから考えない。
その結果として自分で考える力を手放したのなら、そもそも奪われたという感覚がない。
私はこれを、
知的従属
と呼びたい。
誰かに思想を強制されることではない。
自分で考えなくても不自由なく生活できる環境の中で、少しずつ、自分自身の判断を外部へ委ねていくことである。
これは独裁社会とはまったく違う。
むしろ非常に快適な社会かもしれない。
娯楽は尽きない。
おすすめは外れない。
仕事もAIが助けてくれる。
迷えば答えが出てくる。
それでも人間は、自分の人生を生きていると言えるのだろうか。
CHANGE
2026.08.25
2026.09.01
2026.08.26
2026.10.06
2026.10.13
株式会社アクションラーニングソリューションズ 代表取締役 一般社団法人日本チームビルディング協会 代表理事
富士通、SIベンダー等において人事・人材開発部門の担当および人材開発部門責任者、事業会社の経営企画部門、KPMGコンサルティングの人事コンサルタントを経て、人材/組織開発コンサルタント。
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