AI時代を読み解くキーワード② Agentic AI AIは「質問に答える道具」から「仕事を任せる相棒」へ AI時代には、新しい技術用語が次々に登場します。 しかし、本当に重要なのは、用語の意味を覚えることではありません。
「Agentic」とはどういう意味か
Agenticという言葉は、「主体性を持つ」「自ら働きかける」といった意味を持ちます。
日本語では、
* エージェント型AI
* 自律型AI
* 行動するAI
* 主体的に動くAI
などと表現されます。
ただし、完全に自由意志を持っているという意味ではありません。
人間が設定した目的、権限、ルール、接続されたシステムの範囲内で、自律的に判断し、行動するということです。
そのため、Agentic AIを理解するうえでは、
何でも勝手にできるAI
と考えるのではなく、
任された範囲の中で、仕事の進め方を自ら考えられるAI
と捉えた方が適切です。
Agentic AIはどのように仕事を進めるのか
Agentic AIの基本的な動きは、人間の仕事の進め方とよく似ています。
まず、達成すべき目標を理解します。
次に、目標を達成するために必要な作業を分解します。
そのうえで、どの作業から始めるかを計画します。
そして、
* 社内データを検索する
* Webを調べる
* ファイルを読む
* システムへ入力する
* メールを作成する
* カレンダーを確認する
* プログラムを動かす
など、必要なツールを使って仕事を進めます。
作業後は、結果が目的に合っているかを確認します。
問題があれば、方法を修正してもう一度実行します。
この、
理解する → 計画する → 行動する → 結果を確認する → 修正する
という循環が、Agentic AIの大きな特徴です。
MicrosoftもAgentic AIについて、周囲の情報を受け取り、推論して計画を立て、ツールやシステムを使って行動し、結果を踏まえて方法を調整する仕組みと説明しています。(Microsoft)
AIエージェントとAgentic AIは同じなのか
ここは少し分かりにくいところです。
「AIエージェント」と「Agentic AI」は、ほぼ同じ意味で使われることもあります。
ただ、厳密に整理するなら、AIエージェントは具体的に仕事を担当する一つのソフトウェアであり、Agentic AIは、AIが目的に向かって自律的に動く考え方やシステム全体を表す言葉と考えると分かりやすいでしょう。
例えば企業の中に、
* 営業支援エージェント
* 採用支援エージェント
* 研修企画エージェント
* 経費精算エージェント
* 顧客対応エージェント
* 情報検索エージェント
が存在するとします。
それぞれは特定の仕事を担当するAIエージェントです。
そして、それらのエージェントが連携し、人間から与えられた目標を達成する仕組み全体が、Agentic AIの世界です。
AI時代を読み解くキーワード
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
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