8️⃣これからの時短コスパAI仕事術―昭和・令和・未来のビジネス《8章》

2026.05.18

仕事術

8️⃣これからの時短コスパAI仕事術―昭和・令和・未来のビジネス《8章》

富士 翔大郎
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

PDCAをAIで回すと、報告会議は改善会議に変わる 会社には、進捗確認の会議が多い。 「今どうなっていますか」 「どこまで進みましたか」 「課題はありますか」 「次はどうしますか」 こうした会議は必要だ。 仕事を動かしていく以上、状況確認そのものは避けられない。

これなら、会議で話すべきことが明確になる。


* どのActを優先するか
* 追加実施の対象店舗はどこか
* 訴求軸変更の判断をどうするか

つまり、会議が
「進捗共有」
から
「改善判断」
に変わる。

PDCAで会話すると、責任ではなく改善に意識が向く


報告会議が重い会社は、
無意識に責任追及の空気が出やすい。

なぜ未達なのか。
なぜ進んでいないのか。
誰が止めているのか。
何が悪かったのか。

もちろん原因確認は必要だ。
だが、そればかりになると人は守りに入る。
会議で本音が出にくくなる。

PDCAがいいのは、
話を責任から改善へ戻しやすいことだ。

Planは妥当だったか。
Doで想定外は何があったか。
Checkでどこがズレたか。
Actは何を変えるか。

この順番だと、自然に次の一手に向かいやすい。

私は、ここがかなり大きいと思っている。

会社の会議は、正しさを競う場ではない。
前に進むための場である。
PDCAは、その前進に向かう空気をつくりやすい。

PDCAは、施策だけでなく日常業務にも使える


この型は、販促施策や営業施策だけに限らない。

* 採用活動
* 新人教育
* 店舗運営
* プロジェクト進行
* 社内改善
* 業務効率化
* 他部門連携の運用見直し

こうした日常業務にも使える。

たとえば「会議が多すぎる」という問題でも、

Plan
会議時間を20%削減する方針を決めた

Do
会議前に論点整理メモを必須化した

Check
会議件数は減ったが、参加人数はまだ多い

Act
参加基準を見直し、意思決定者と実務担当に絞る

というふうに整理できる。

つまりPDCAは、
大きな戦略だけのものではない。
日々の仕事の現在地を揃えるための地図
として非常に使える。

改善できる会社は、報告の仕方が違う


私は最近、強い会社ほど報告の仕方が違うと思っている。

ただ「やりました」「こうでした」で終わらない。
必ず、次にどうするかまで見えている。

これはセンスではない。
型の差だ。

PDCAで見れば、自然と
「今はCheckまでしか終わっていない」
「Actを決めないと前に進まない」
とわかる。

そしてAIがある今は、その整理を高速で回せる。

だから私は、
AI時代に本当に仕事が速い人とは、
作業が速い人ではなく、
報告を改善につなげられる人
だと思っている。

PDCAは、その基本形になる。

私の提言


報告会議を、ただの確認で終わらせてはいけない。
それでは仕事は軽くならないし、速くもならない。

大事なのは、
今どこにいるかをPDCAで揃え、
その先のActまで見えるようにすることだ。

そして今は、それをAIで整理できる。

進捗メモを読む。
会議ログを読む。
チャットの流れを読む。
その上で、Plan、Do、Check、Actに分け直す。
これだけで、会議の密度は驚くほど変わる。

昭和は、集まって報告した。
令和は、チャットで進捗共有した。
ミライは、PDCAで現在地を揃え、改善判断のために対話する。

私は、この進化が広がるほど、
会社の会議は“報告の場”から“改善の場”へ変わっていくと考えている。



次回予告

次回は、
AI時代に仕事が速い人は、答える人ではなく整理して渡す人
をテーマに書く。

ここまで紹介してきたSWOT、3C、4P、5W1H、PREP、ロジックツリー、PDCA。
それらを踏まえて、これから本当に評価される人材像とは何かを言語化していく。

https://note.com/bostonmio/n/n16a3ec4b9d42

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富士 翔大郎

人材育成コンサルタント、シニアインストラクター

● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民

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