僕が管理・指導などを行っている「Z会新入社員ブログ」が2年目に突入しました。 今日から2008年の新入社員さんの登場なんですね。
◆「業務についてブログ上にどれだけ書いていいのか悩んだ」
これは「広告ウーマン」の担当者の方がとってもキレイに僕の思いを紹介してくれていますので、そちらを紹介します。
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私自身もよく悩むところですが、社内外に向けての情報発信に慣れることによって、書いていいこと、悪いことのバランス感覚が段々と養われていきます。
ちなみにZ会では、ブログ業務を通じて新入社員に
「すべての責任は私。もし業務的にNGとなる発言があっても、新入社員なんだから最初は分からないのは当たり前。そこは私が何かあったらしっかりチェックしてるから、思いっきり書きな!」
と、機会があるごとにメッセージングしていたそう。こういうの、大切です。
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(どこまで書いていいか、という)境界線の設定なんて、理屈で設定できるものじゃなく、感覚的に学んでいくしかないんですよね。
新入社員ブログは開始後、少なくとも試用期間終了くまでは「管理者(=僕です)の承認制」を取っていますから、「あっ、これはいっちゃマズイよ」ってことがあれば本人へフィードバックし、学んでもらう機会としています。
早いうちに本人が気づいていない部分に気づいてもらうーこれはブログで表現することにより初めて生まれる「学び」です。
◆フィードバックが欲しい
新入社員ブログがどんな人に見られているか…などのフィードバックは不十分でした。
僕自身が普段の業務量が多い人間でもあるからなんですが…言い訳ですよね(苦笑)。
できる限りアクセス数や「どんな人が見ているか」をフィードバックしないと、今年は!
◆定期的に文章を書くことで、振り返る機会ができた
自分自身が辿ってきている道って、覚えていそうで覚えていないものなんです。
忘却曲線に従って、人はものを忘れていきますからね。
そんなときにブログで表現する。そこでこれまでの仕事を振り返る「キッカケ」になる。
これは僕がブログを続けている理由の1つでもあります。
ちなみにZ会では、イントラネットで社長が平日ほぼ毎日ブログを執筆しています。
◆社内の先輩・後輩の交流に役立った
「だったら社内ブログで十分では?」という声もあるでしょうが…
それは断じて違う、と僕は思います。
最初から「社内の人しか読まない」というブログであれば、社内の人しか読まない、という前提でしかブログを書きませんから、意外とその人の本当の姿に気づかないんですよね。
「社外の人も読んでいる」というブログの中にこそ、社内で知っているその人の姿とは違った様々な面の発見につながるわけです。
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