仕事がうまくいったとき、プロジェクトが終わったとき、あるいは仕事でミスが起きたとき、やる気を失っているように見えるときなど、立ち直り、成長への歩みを進めていくためには、上司としてきっかけを与える必要があり、それがフィードバックということになります。 これは皆さんご存じのことですが、単に叱責するだけでは逆効果になることもあるでしょうし、放置してしまっては、さらに状況が悪化してしまうこともあります。さらに、良かれと思って言ったことが、違う方向に受け止められることもあるでしょう。フィードバックとひと言で言っても簡単なことではありません。
・目指す地点を共有する
フィードバックをするということは、相手の考えや行動を軌道修正しやすいように促すことですから、そもそもどこへ向かっているのかをお互いに共有しておく必要があります。
つまり、部下が到達して欲しい目標、仕事をする上でもって欲しいスキルや知識、自分がサポートすることを、お互いに理解しておく必要があるわけです。もちろん、自分自身もマネージャーとしての目標、スキルなどを明確にして、部下に理解してもらうことも必要です。
これらのことが曖昧な状況で、どれだけフィードバックをしたところで、うまくいくことはないでしょう。
ミスが起きたときに「こういうスキルを身につけておく必要があるね」とフィードバックしても「それは私の仕事ではありません。そもそも、仕方なくやったことがミスの原因でした」といったやり取りになりかねません。効果的なフィードバックのためには、あらかじめ、お互いが得たいと思っている結果、そのためのプロセスを共有しておく必要があります。
また、そのときに重要なのが、相手(部下)が自らやるべきことを決めることです。人は、自分で決めたことに対しては、責任を持つ可能性が高く、最大の努力をはらうものです。決して押し付けにならないような活動計画をつくり、共有したいものです。
タイム・マネジメントというよりも、チーム・マネジメントとも言うべきことですが、手帳には、チームメンバーごとの目標や目標達成に向けたマイルストーン、スキルの評価やサポート項目などを記入し、管理しておくページがあると良いでしょう。できれば、定期的にメンバーとともに見直し、軌道修正していくことが、チームとしての成長に繋がるでしょう。
パフォーマンスの高いチームにしたいなら、メンバーが共通の目的を持ち、お互いに活発なコミュニケーションを行うように行動することが必要です。日々の時間管理の中に、周囲との協力を意識した計画を取り入れることが必要です。
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2009.10.27
2010.03.20