サービスサイエンティストとして、サービスの本質的な理論を提唱し続ける松井さんとパナソニックで実際にCX・CSに向き合い、お客様へのサービスを提供されている今村さんをお迎えしてお話を伺っていきたいと思います。 (聞き手:猪口真)
猪口 僕もタイトルを聞いて、事前期待がついに来たかと(笑)。
今村 私もずっと書いてほしいと思っていました(笑)。そこに載せていただいたので、こんなに光栄なことはありません。
松井 この本は、第1部がまずはやってみましょう、第2部が進化を目指してブラッシュアップしていきましょう、第3部で殻を破りましょうという構成になっています。そのトップの事例がパナソニックさんのカジ育で、非常に示唆に富んだ内容になっています。議論に参加したメンバーの皆さんの熱量、「なぜこれをやるのか」という想いの部分も重要です。「議論したらこんなんできました」では、良い答えになっていかないと思うんです。
猪口 パナソニックさんの100年の歴史の中に、そうした人材がいらっしゃること自体大きな強みですね。
松井 そうですね。一言で言うと、今村さんの熱量がかなり大きい(笑)。その熱が入っているからこそ、僕も必ず実現したいと思いました。
猪口 本日は、素晴らしいお話をありがとうございました。あらゆる企業にも応用できるお話だと思います。お二人のこれからのご活躍を期待しています。
(完)