健全なナルシシストになろう!

2008.04.02

ライフ・ソーシャル

健全なナルシシストになろう!

寺西 隆行
(株)Z会

昨日の朝、いきなり、巨人ー中日、ドーム開幕戦のチケットが手に入りました しかも運良く!?昨日は会社、午後休み。 僕自身は熱狂的な中日ドラゴンズのファンです。 ※1999年、星野監督のときの優勝時には、年間30試合以上観戦…

◆本投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。

ただ、今住んでいるところ(静岡県三島市)ですと、観戦だけで交通費がかかりますし、独身時代と違い妻子持ちになってから、自分が(広い意味で)熱中しているものは「中日ドラゴンズ」ではありません。(もちろん、今でもファンではありますけどね)
でも、ここで運良くチケットが手に入った!
…なーんていうときは、いろいろ悩むんです。顔をほころばせながら、ですけど。

そんなわけで、東京在住の知人に連絡したら

「何を差し置いても行く!」

こんなことがあると、僕の心は決まります。

20代の後半から、他人の幸せが自分の幸せを倍加させてくれることがハッキリとわかります。

昔からそういう気持ちはあったんでしょうけど、ハッキリと「その性質」まで認知できていませんでした。
また、誰しもが「人の笑顔は気持ちが良い」という感覚は持っているでしょうけど、それを引き出すことにどれくらい自らの喜びに転化できるか、は、人によって違うでしょう。

他人の喜びを、人よりも喜びに転化できる、ほとんど「趣味」の感覚でそうなっている自分自身は、幸せものだな、得な性格だな、とつくづく思います。
別に無理してやっているわけじゃないーってところが、「得な性格」かどうかの分かれ目かもしれませんね。

その知人も全く同じ性格なのですが、彼から頂戴した、この性格を表す言葉は

「健全なナルシシスト」

好きな言葉です。

そして、そんな自分の性格を十分に分かってくれて、「中日のファンだから(行く)」が第一ではなく「その方が喜んでいる姿が楽しいんだよね(だから行くんだよね)」が先にある人間だ、と理解してくれ、当日のアポなのに、快く

「うん、いいよ、行ってきて」

と言ってくれる妻には最大級の感謝です。

「他人の幸せが、自分の幸せ」なんて言葉を書くと、ボランティア意識や、自己犠牲…なんて感覚が湧き上がってくる方も多いかもしれません。
でも、僕も、他人を幸せにしたい、なんて必要以上に思いません。
自分の幸せが一番、と強く思っています。

だけど、他人の幸せをみると、自然に自分が幸せになれる。
無意識に、他人の幸せにつながる行動が自分の幸せになる。
だから、自己犠牲的な気持ちが全くなく、「自分の幸せが一番」と考える人間でも、他人の幸せを自分に取り込める。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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