「あの人は仕事ができる」「あの人のように仕事をこなしたい」と言われる人がいます。 仕事ができる人の時間管理には、どのような特徴があるのでしょうか。
「今」本当は何をやるべきか
とはいえ、様々な案件、プロジェクトにかかわっていますから、その分、いろいろなことが起きます。なかには、1日放っておいたことで、致命的なダメージをもたらすことも考えられます。
その日にやるべきことは明確で、やり通すのですが、計画を変更することに躊躇はありません。その時点においてベストな選択をします。
バランスをとりながら、本当に今やるべきことを実行します。
「仕事ができる」人の時間管理
仕事ができる人は、前述のような特徴を持っていますが、これらは、普段の時間管理をいかに行うかの問題であることも明らかです。仕事ができる人の時間管理には次のような特徴があります。
・バリューチェーン開発の時間をとる
多くの場合、信頼関係を築くことができるのは、実際の仕事を通してということになりますが、そのためには普段からのネットワークづくり、情報提供、関係づくりを怠りません。
バリューチェーンを複数持つためには、単なるスケジュール管理やTODOリストの作成だけではなく、1か月~数か月単位での社内外両方でのブレーンづくり、ネットワークづくり、あるいは、会食で使えそうなレストランでの食事、知識習得の時間を計画します。地道な努力がいざというときに役に立ちます。
・1か月、1週間、1日、でのタスク・リストが完備
多くのビジネス・パーソンは、備忘録としてTODOリストを作成しますが、仕事ができる人は、1か月、1週間、1日の遂行すべきタスクが明確です。
タスクの内容は、時間軸で変わってきます。たとえば、1か月では「プロモーションイベントの実施」でも、1週間では「タイムテーブルのフィックス」となり、1日では「登壇者との予算交渉」といった内容になるかもしれません。
どれだけタスクを計画しても、時間軸がずれていれば、何の役にも立ちません。
仕事ができる人は、時間軸が明確です。
・計画の振り返りと再計画
想定外のことは毎日起こります。またタスクの進捗も様々です。1日の終わりに、今日を振り返り、予定外の出来事に対して再計画を立てます。
また、関係者への報告、自分への情報にモレがないかを確認します。
トラブルの大半は、報告のヌケや入手情報の見逃しなどの連絡のミスから起きます。
時間管理とは、単なるスケジューリングではありません。あくまで成果にフォーカスし、自分に合った時間管理の方法を身に付けましょう。
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2024.04.11