北海道を中心にセイコーマートを展開する「セコマ(北海道札幌市)」だ。同社は2011年度以降、今回を含めて8回ナンバーワンの座を獲得。 人口が1000人以下の過疎地にも出店し、地域に欠かせない生活インフラとしての役割を果たしていることが、圧倒的な顧客支持を得ている一番の理由だ。 人口減・高齢化社会を先んじて経験する北海道にあって、大手各社とは異なる独自の戦略でしたたかに生き抜くセイコーマート。転機に差しかかった全国チェーンのコンビニ業界を横目に、地域密着・持続可能な店舗づくりを追求し続ける、北の最強コンビニのビジネスモデルにフォーカスする。
今後、本州の都市部や首都圏でも人口減・高齢化が加速する中、大手コンビニが成長戦略を描いていくためには、根本的なビジネスモデルの改革が必要となってくるだろう。
もはや過剰供給の時代は限界に達し、環境意識の高まりとともに消費者のニーズも変わりつつある。社会的使命を担うサスティナブル(持続可能)なコンビニづくりが求められる今、セイコーマートの姿から学ぶべきことは少なくない。
※参考/セコマHP、日本経済新聞
≪記事作成ライター:菱沼真理奈≫
20年以上にわたり、企業・商品広告のコピーや、女性誌・ビジネス誌・各種サイトなどの記事を執筆。長年の取材・ライティング経験から、金融・教育・社会経済・医療介護・グルメ・カルチャー・ファッション関連まで、幅広くオールマイティに対応。 好きな言葉は「ありがとう」。
【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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