純丘曜彰 教授博士の執筆記事一覧

2017.07.04

エデンの知恵の木の実:キリスト教的世界観

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/神は、ぜんぶの物事の摂理を知ったうえで、個々の物事をプログラムしている。ところが、人間は、自分の知っている程度のことだけを足場に、あれが良い、これは悪い...

2017.06.28

古代ローマの欺瞞とイエスの理想

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/古代ローマはきれいごとの一方、裏はドロドロ。他人との関わりを断つ懐疑主義、快楽主義、禁欲主義がはやった。まして、当時、選民かぶれのユダヤは憤懣と隠謀と混...

2017.06.13

変化こそ生きているあかし:アリストテレスの形而上学

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/一月たっても枯れない花が、花か。真に現実に存在するものは、変わり続けていく。変わり方こそが、理想を体現する。だが、うまく変わっていくのも容易ではない。四...

2017.06.06

ニセモノからホンモノを探る:プラトンの弁証法

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/我々は目ではなく心でモノ見る。実物なんか、さっぱり見ていない、味わっていない。実物は、感覚の生じるきっかけにすぎない。実際は、自分の心の中の記憶を再認識...

2017.05.30

礼節の大切さ:コミュニケイションのプロトコル

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/人間は平等だ。それぞれの人に、それぞれの尺度がある。だからといって、自分の尺度に他人を押し込めようとしてもムリ。尺度の争いになるだけ。こうならないように...

2017.05.23

ドミナント・マイノリティ(支配的少数派)に負けるな:ソクラテスの反撃

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/民主主義は、多数決ではなく、少数派にも配慮し、かれらを包含すべきもの。だが、エセ「革新」ソフィストたちは、この規定を逆手に取って、少数派の意見を強烈にア...

2017.05.16

自分のできないこと・できること・すべきこと:仏陀の教え

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/ウパニシャッド哲学は、世界の転変から解脱しようと、自分を無にすることを考えたが、そのせいで仏陀は死にかかり、ようやく悟った。世界の転変から解脱しようなど...

2017.05.09

フォースを使え:その背景の東洋哲学

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/世界にはフリーエネルギーが満ちている。だが、それらは、いつもたがいに相殺しあっていて、全体としては、なにも起こらない。しかし、その方向とタイミングをうま...

2017.04.25

自由は君の手の中にある

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/世界は、必然性に縛られている。それは、ちょっとやそっとの違いなど、無かったことにしてしまうほど強固だ。だが、毎日、のしかかってくる重力に負けず、必然性を...

2017.03.28

ジャンク情報がバカを拗らせる(再)

純丘曜彰 教授博士 / 大阪芸術大学 哲学教授

/大量のラーメンで「栄養」を摂っているつもりも、そんなの、体に悪いだけ。どうでもいい情報ばかり集めていても、バカは拗れるばかり。知って気づいたことを身につ...

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