2017年ももう終わり。御用納めを経て、自宅の大掃除に取り掛かっている人も多いでしょう。 本当は忘れてならないのは、心の大掃除です。新年に心のモヤモヤを持ちこさないためにも、ぜひ取り組んでください。 ここでは自分でできる、心の大掃除、自分でできる心をスッキリさせる方法をお伝えします。 これをやり遂げることができたら、きっと2018年に、無理なく新たなスタートを切れるでしょう。 どうぞ、良いお年をお迎えください。
出さない手紙、内容によっては書きながら辛くなる人もいます。今まで向き合えなかった気持ちが表に出てくるからです。
イライラも上司が相手だと思ったら、上司に父親を投影していた、母の姿を見ていたというように、隠れて出てくることもあります。
感情や気持ち、思いは、自分の胸にとどめていると、心が便秘して、自分が何を感じているのかも気づけなくなることがあります。
手紙を書くと、その感情や気持ちは、紙の上の文字になって物質化されます。
見えない思いは処理するのが難しいですが、物質化されたあなたの思い、気持ちは、処分できます。
思いっきり、びりびりに破くこともできれば、シュレッダーにかけるのもOK、環境が許せば燃やすのもアリです。
目に見える処理ができます。
もしも、それだけではスッキリしないのなら、何度でも書いて下さい。そして、書いたことを読み直したら、処分してください。
これが、心の大掃除になります。
とことん書ききったら、成長した自分に会える
スッキリするまで手紙を書けたら、おそらく客観的に距離感を持って、その相手との状況を見つめることができてくるはず。
少し超えた視点でその状況を理解できるようになれば、スッキリを超えて、癒されます。
なぜなら、相手への理解が生まれ、赦せるようになる場合も。
そうなったら、何よりの癒しになります。
特に親に対しては、それができると、ずいぶん違ってくるでしょう。
今年のドラマは、冬ドラでも、母子密着など、母が重い話をこちらのコラムでも3月に書きました。
そして、この秋ドラでも、キャスティングが井上真央さん、及川光博さん、仲間由紀恵さん…と豪華で内容も良かったのですが、やや地味な印象だった「明日の約束」というドラマも、
母が重いというテーマが含まれました。
親は、処理できなかった感情の相手としては、大きい存在であることが多いです。
おそらく、ドラマのテーマになることも、これからもあるでしょう。
手紙を書く内容について、自分を責める必要はありません。素直な気持ちを相手にぶつけるつもりで、書くうちに、客観的に状況が見えた時、
自分の意識も変わって、成長していることに気づけるのではないでしょうか。
新年に備えるとは、そういうことでもあります。
なお、自分でやって辛くて処理しきれないことに気づいたら、無理せず、セラピストやカウンセラーの力を借りてくださいね。
私はフラワーフォトセラピストなので、お花の写真を使って感情の表現を手伝います。トップに挙げた写真は、「怒り」に気づくことと解放を手伝います。
どうぞ、良いお年をお迎えください。数は少なかったですが、今年もお読みいただき、ありがとうございました。
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2018.06.02
2015.07.17
一般社団法人フラワーフォトセラピー協会 代表理事
こんにちは。内藤由貴子です。花の写真でストレスを作る感情を分析、心理診断を行い、さらにその解消まで行うフラワーフォトセラピーのセラピストです。INSIGHTNOWでは、異色な存在かもしれませんね。このセラピーの普及のため、一般社団法人フラワーフォトセラピー協会を設立、講師の養成、セラピストの紹介を行っています。自身、色を使うオーラソーマ®をはじめ、セラピストとして16年あまりのキャリアです。このINSIGHTNOWでは、こころをケアに役立つようなコラムを書かせていただきます。よろしくお願いいたします。