日本のあらゆる商品に付いているバーコード。今やスマートフォンからでも簡単に読み取ることができますが、この機能を利用して、商品の原材料・効果効能・商品の魅力などを多言語で閲覧できるアプリ(Payke)を展開しており、先月には台湾・香港のアプリダウンロード数で1位を記録しました。今回、Payke利用データから分かった、食品・菓子に特化した最新お土産トレンドをご紹介します。
興味を持たれている訪日台湾・香港人に人気な日本のお菓子とは?
Paykeでは、訪日中だけでなく、訪日後、あるいは口コミで日本の商品がどれだけ興味を持たれているのかを検証することが可能です。
今回は、台湾・香港の中で口コミで広がる日本のお菓子の興味指数をPayke独自のデータから検証してみました。
(参考:医薬品の興味指数データはこちらから https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000022289.html)
第3位 カルビー フルグラ
出典:カルビーHP
カルビーさんが提供するオーツ麦、玄米などの穀類を主原材料とする栄養価の高いグラノーラですね。フルグラは訪日中よりも香港内で興味を持たれていることが分かっています。栄養価を気にする女性だけでなく、男性も女性の60%ほどの興味を持っているようです。
Pakeを利用する動機として、アプリ利用者がアレンジレシピや詳細情報を気にしていることが分かっています。
第2位 UHA味覚糖 コロロ(グレープ、マスカット等全味)
出典:UHA味覚糖HP
UHA味覚糖さんの果汁100%グミです。ぷちっとした触感が印象的なコロロはInstagramでも人気を博しています。マスカット味は特に香港国内で女性が70%近く興味を持っていました。香港島、九龍といった中心部だけでなく、北部の新界でも中心部の同数近く手に取られていることが分かっています。
1位 アイファクトリー 梅干のシート
出典:アイファクトリーHP
第1位はアイファクトリーさんの梅干しをつぶしてシート状に仕上げた一口サイズの梅干しシート。第2位・3位とは異なり、第1位の梅干シートは台湾、特に台北駅周辺で数多くスキャンされていました。また圧倒的に女性からの人気が高いですが、興味を持つ年代は20代~40代に幅広く支持されています。(20代:34%、30代:37%、40代:19%)
その原因の一つとしてSNSでの口コミが挙げられます。(Instagram#梅片259件)
以上のランキングから、小分け、かつ食感、味が特徴的な商品に注目が集まっていることが分かります。また、日本に来なくても口コミだけで香港・台湾での商品購買が広がっています。
従来日本のお菓子として親しまれていた和菓子や抹茶味のお菓子だけでなく、日本のお菓子・食品に対して新しいインパクトを求めていると言えるのではないでしょうか。
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