新商品を発売したり、新しいサービスを立ち上げたりする。そんな時は、誰もが成功する気満々のはず。まさか失敗するなどとはつゆ足りとも考えていないだろう。けれども、世の中そんなに甘くない。新商品がヒットする確率は、実は0.3%とも言われる。だから失敗して当然、とはいえ、そこから立ち直れるかどうかは、マーケティングの力を使えるかどうかにある。
その結果、初年度の売上が、次年度には10倍以上に伸び、さらに今期は5倍程度の成長を見込んでいる。当初のモデルに固執していたら、今の成長はなかっただろう。
失敗した時のマーケティング頼み
うまく行かなかった時は、もちろんピンチだが、チャンスでもある。マーケティングのセオリーに従ってプランを組んでいれば、どこが問題なのかがわかるはずだ。そこでサンクコストにこだわることなく、問題点を解消する。それができれば、ピンチはチャンスになる。
よくPDCAが大切といわれるが、マーケティングにおいてはPDCAのAはAdjustmentだと思う。セオリーに則ってプランを立て、実行してみて検証する。思い通りにいっていない場合には、セオリーに照らし合わせて修正する。マーケティングセオリーは、ビジネスを展開するための羅針盤として機能する。
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2015.07.10
2015.07.24