近所の怖いおじさんは、めっきり減りました。カミナリ親父という言葉も、死語になりつつあるのかもしれません。学校の先生も、ずいぶんと優しい先生が増えてきました。本屋さんでも「褒め方」の本が、「叱り方」の本よりも売れています。こんな時代にあって、学習塾の先生が生徒を叱ることは正しいことなのかどうか、考えてみました。
それは学校の先生でも同様でしょう。
生徒を叱ることのポイントは叱るときには、なぜ叱られているのか、その意味を必ず伝えることです
最初に甘い顔をしては駄目です。基本的には、教師が、生徒の中に入っていく時は、厳しい教師として入って、最後は、厳しいけれど優しい教師という評価にならなくては駄目なのです。
教師は、友だちではありません。
少子化がすすむ昨今、生徒が集まらず閉鎖に追い込まれる学習塾が増加しています。
生徒に塾に来てもらいたいと思い、生徒を叱ることに躊躇している塾も多いでしょう。
が、しかし、です。
これでは逆に生徒からの支持は減ってしまうんですね。
もちろん、やみくもに叱ればいいというわけではありません。
ぜひ、しっかりと生徒に向き合ってください。
愛情があるから、叱ることができるのです。
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2015.07.17
2009.10.31
合資会社 マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表
1961年、神奈川県横浜市生まれ。 現在、合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表。 NPO法人 ピースコミュニケーション研究所理事長。