今後のライフスタイルスポーツとモバイルのビジネスチャンスは「コミュニティ」との関係性がキーとなることは間違いないです。 ライフスタイルスポーツコミュニティをデザインし、ドライブしていくプロセスで、コミュニティの中で発見できるコトニーズ、モノニーズをマネタイズしていくというビジネスモデルが今後登場してくるはずです!!!
この人たちは、自己表現としてのライフスタイルスポーツを続けるための健康ケアという関係をスムーズに受容することが多いことも特徴です。
これらライフスタイルスポーツのプレイヤーを対象にしたヘルスケア要素も含むプロセスデザインにビジネス的な可能性は大です。
顧客経験をいかにデザインするか?これはスポーツならずともサービスビジネスの肝です。
この40代後半の男性の健康消費はどれくらいになるでしょうか?
- ・ランニングギア(ウェア・シューズ・ウォッチ・アプリ・デバイス)
- ・サプリメント&ドリンク(ケア・リカバリー・パワーアップ)
- ・ランニング施設利用量(トラック・郊外自然圏での宿泊など)
- ・移動旅行費用
- ・ネットサービス利用料
- ・トレーニングコーチ料
- ・パーティー参加&ミーティングなどのコミュニケーション費 等々
ライフスタイルスポーツのポイントはプレイヤーの成長プロセスに合わせた多彩な提案を長期間のスパンで考えていけることです。
ここで重要になるのはタッチポイントをどうつくるか?です。
モバイルヘルスとのマッチングへ
最近のヘルスケアビジネスのトレンドを説明するに際してもうひとつ大きなムーブメントがあります。それがモバイルヘルスです。
モバイル、つまり持ち運びできる健康という意味ですが、なんらかの健康関連情報をやり取りできるモバイル機器を活用したヘルスケアサービス全般のことを指します。
ブレスレットやクリップスタイルのデバイス機器を使って日常的な活動量やその強度をトラッキング記録でき、かつ睡眠時のレム睡眠ノンレム睡眠の波形もセンシングでき、その記録をスマートフォンやパソコンで分析画面としてみることができ情報を蓄積できるようなプロダクト&サービスが続々と登場してきています。
モバイル機器でセンシングできる可能性のある対象は技術進化とともにどんどん増えていきます。
例えば
・歩数計や歩行距離、運動量計(加速度センサーによる運動強度も計測)・
- ・消費カロリーの算出
- ・睡眠の質
これらを基本型としつつ、スマートフォンにガジェット機器を接続することによって血中酸素濃度や脈派なども技術的にセンシング可能になってきている。
つまり、今まで計測できなかった様々な身体活動データ手軽のモバイル機器でセンシングできるようになっていき、それを健康行動に活かしていくアプローチが始まっていて、ここの大きなビジネスチャンスがあると見込む多くの企業がどんどん参入をしてきています。
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