メディアの資産であるストック型コンテンツ。INSIGHTNOW!の考える、ストック型コンテンツの価値と、その活かし方をご紹介します。
“有益な情報”かどうかは比較的わかりやすいですね。読者は自分の「知りたいこと」が書いてあれば当然読みます、欲しい情報=有益な情報だからです。読者の欲しい情報、わかりやすい例としてはWikipedia的な用語解説でも、知りたい読者には歓迎されます。一見むずかしい専門用語が一般にもわかりやすく解説されていることが、“有益な情報”の第一ステップだからです。
けれど、最後まで読んでもらうためには、有益なだけでなく面白いことも重要です。面白おかしいと言う意味ではなく、興味を引くという意味での面白さです。これは、なかなか一概には言えませんが、「業界の裏話的な深い専門性」や「気付かなかった新たな考え方」「わかったような、わからないような中途半端な感じ」が面白いように考えています。
例えば、5位「顧客満足向上の盲点!」15位「CS向上のコツ」などは、顧客満足度、CS向上というキーワードで検索してこのコンテンツにたどり着いた読者が、ここで「サービスサイエンス」というオリジナルの手法に出会うことで、役に立った、面白かったと思います。そうして、それは「もっと知りたい」→「セミナーに申し込もう」という次のアクションにつながっていくことで、読者にとっても著者にとっても価値が高い情報となっていきます。
この夏、INSIGHTNOW!でダントツの閲覧数を打ち出した純丘曜彰教授の「東京オリンピック・エンブレムはもう無理筋」「佐野五輪エンブレムは超弩級の駄作!」などのコンテンツ群は、もちろんオリンピック・エンブレムというフロー型の大波に乗ったものです。けれど、それだけで読まれたわけではありません。
広告業界の裏話や専門的なデザイン分析という純丘教授の「独自性」が精彩を放っているのです。まさに、「専門的すぎてよくわからないけど、専門家が言っているからそうなのだろう」というような「わかったような、わからないような面白さ」が感じられたのではないでしょうか。この面白さゆえに、マスメディアに拡散されたのです。
ストック型コンテンツはこのように、「読まれさえすれば」あちらこちらに有益な効果をもたらしてくれます。ポイントはいかに「ストック型のコンテンツ」へ読者を誘導するかにあります。
繰り返しになりますが、時間の経過によって情報が劣化しないストック型コンテンツは資産です。これらのストック型コンテンツは「いつ読んでも役に立つ」ため「今でなくてもよい」ことにもなってしまいます。これを「今、読もう」と思うためには、きっかけが必要になるのです。そこで必要なのがGoogleを意識したSEO対策の徹底、そして、もう一つ、フロー型メディアであるFacebookやTwitter、ニュースサイト等との組み合わせだと考えています。
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