営業として成功しようと思えば、まず顧客との「課題の共有・共感」があるというのは、誰もが納得することだろう。 しかし、表面的に見えている課題に対して振り回されるセールスの現場がいかに多いことか。コンテンツマーケティングはこういう現場でどう作用するのか。
さらに、汗が出ているのは、実は「次の役員会議の内容に不安があり緊張が解けない」からだということを、顧客がはっきりと認識したらどうなるだろう。
提案すべきことはまったく変わってくる。提案資料の内容そのものかもしれないし、ちょっとした心理アドバイスかもしれないし、段取りを調整しなおすことかもしれない。
提案の商品の幅はぐっと広がるし、何より、営業と顧客の隙間はぐっと縮まるはず。
コンテンツマーケティングの本質は、このニーズの創出に他ならない。いくら自社製品のスペックを並べ立てたところで意味はない。
ニーズ、ウォンツ、インサイトを仮説として組み立て、広告ではない、オウンドメディア、アーンドメディア(Webサイトだけではない)、営業現場において、発信し続けることで、これまでとは違う問題・課題を意識してもらうことがコンテンツマーケティングのひとつのゴールになる。
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2015.11.09