2015年に中1生になった子どもたちが大学受験をする6年後、2021年度入試から大学入試のあり方が大きく変わります。この改革の問題点とは!?
この2点から言っても、志向性の強い子どもとそうではない子どもの間に大きな学力格差が生まれて、日本全体の教育レベルは下がるのではないかと危惧しているのです。
今回の改革は、知的な好奇心が高い子ども、あるいはエリートを育てるという点では、それ相応の成果を出すかもしれません。しかし、ゆとり教育以前の日本の教育システムがもっていた学力中下位層の底上げを行うという視点が、さらに軽視されていくという恐れは私はぬぐいきれません。
そうならないように、しっかり各論でつめていく必要があるはずです。
日本の教育改革の方向性を私は、危惧しています。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
中土井鉄信
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2015.07.17
2009.10.31
合資会社 マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表
1961年、神奈川県横浜市生まれ。 現在、合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表。 NPO法人 ピースコミュニケーション研究所理事長。