2014.06.10
過疎地ベンチャーに学ぶワークプレイス・ワークスタイル最新事情
「地方創生のススメ」編集部 (東京過疎化プロジェクト)
合同会社RegionWire
最近過疎地へ進出する都会のベンチャーが増えている。そして進出企業の一部は、過疎地にサテライトオフィスを開設するだけでなく、更には「働き方(ワークスタイル)」自体に対して先進的な取り組みを進めているようだ。
<画像>築150年の古民家をオフィスに(写真提供:鈴木商店)
「美雲屋」のオフィスは、明治初期に建てられた築150年の古民家をリノベーションしたものだ。表からはどう見ても古民家にしか見えないが、中に入ると古き良き和の要素と最先端のIT機器が調和するなど、独特の雰囲気を醸し出している。
<画像>“和”と”最先端”が融合した雰囲気(写真提供:鈴木商店)
■まとめ~ワークプレイスは経営者の考えが端的に表れる空間
過疎地に進出する理由として「複数拠点でのリスク分散」を挙げる企業も中にはあるが、進出企業の多くは「働き方」を重視しているのが特徴だ。そしてサテライトオフィス進出組の中でも一部の先進的な企業は、サテライトオフィスの経験を全社に広げていこうと取り組んだり、社員一人ひとりの趣向・状況に応じたワークスタイルを受け入れたりするほか、住民に日常的に開放するなど新しいオフィスの在り方を模索し始めたりしている。
「田舎だから出来るのであって、都会では無理」と決めつけるのではなく、如何に経営者が本気になって社員の働き方(ワークスタイル)を考えられるか、それに尽きるのではなかろうか。そしてその考え方が端的に表れるのが「ワークプレイス」なのかもしれない。
【参考】過疎の町・美波町に都会のベンチャー が集結するワケ(Naverまとめ) http://matome.naver.jp/odai/2139227230119426901
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