「プライミング効果」を活用した調査方法で、商品(ブランド)に対する「直感的評価」がより正確に把握可能になります。
つまり、従来の調査では、直感的な評価にブレが生じやすくなるのです。
しかし、香水瓶の研究で採用された方法であれば、直感的な評価をそのまま得ることができると考えられます。
近年の消費者行動研究、脳科学などの研究から、私たちの「購買意思決定」は、
「直感的な(感情的な)評価」
によって大きな影響を受けていることが明らかになってきました。
したがって、直感的な評価が正確に把握できる、プライミング効果を活用した調査方法は、今後大いに普及していくのではないかと思います。
*香水瓶の研究については、
日経産業新聞(2012/09/06)のコラム、
「三浦俊彦の目」
から引用しました。
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。