「何が問題なのかがわかれば、その問題は解決したも同然だ」 という表現を聞いたことがありますか? 言うまでもなく、問題が特定できなければ、 解決策を考えることができません。
「目標と実績のかい離」
のことなのです。
そして、そのかい離を生み出したのが「原因」であり、
その原因を取り除くことが「解決策」なのです。
したがって、問題を議論するときには、
「目標」が何かを念頭に置く必要があるわけです。
先ほどの深読みしすぎたような答え、
「障害物にでくわす前提で計画ができていなかった」
は、3メートルしか道路が作れなかったという「問題」
を生み出す間接的な原因(要因)と言えます。ですから、
問題の「背景」
と考えるべき事項でしょう。
普段なにげなく使っている、
「問題」や「原因」「解決策」
といった言葉は、その意味を十分把握して使うことを
お勧めします。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2009.10.27
2008.09.26
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。