今日は、スマホ対応で注目を集める「レスポンシブ・ウェブデザイン」の良い点と悪い点を述べていきます。
そうでなければ、「モバイルファースト」ですべてを進めることです。つまり、サイトの構成もデザインも、モバイル(スマホ)向けをまず作り、それをベースにPC向けを作るというように、考え方や進め方を変えてしまうのです。
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レスポンシブ・ウェブデザインは、うまく使えば素晴らしい効果を発揮する手法です。しかし、あくまでも魔法のツールではなく、場合によってはサイト訪問者にとって最も良い手法だとは限りません。ユーザーにとって良い状態と、運営側の管理工数のバランスをうまく考えて、スマホ対応を進めましょう。
あ、もちろん、デバイスごとに変えるのはちょっとしたスタイルだけで、専用のHTMLを用意しなくてもページの重さがほとんど変わらない場合は、レスポンシブ・ウェブデザインの便利さを最大限活用するのはいいと思いますよ。
また、同じモバイル向けでもスマホのデバイスごとの画面サイズに対応して微調整したり、PC向けとタブレット向けには同じHTMLを使っていてもスタイルを少し変えたり、または、スマホで縦表示と横表示でスタイルを変えたり、そういった目的でレスポンシブ・ウェブデザインを使うのは大いにアリだと思います。
※この記事は、Web担当者Forum(Web担)に掲載した編集部コラムを転載しています。
元記事:レスポンシブ・ウェブデザインの功罪とモバイルファースト
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2008.09.26
2010.04.20
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
企業のウェブサイト活用やウェブマーケティングに関するメディア「Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/)を運営しています。